2020/06/12
料理をすること
例にもれず勤しんでいる
久しぶりに会った友人に
何をつくったのと訊ねられ
一品しか浮かばない
そんな訳はない
三食しっかりと食べているから
美味しいと自分の口が納得するもの
立派な料理名はなかった
何気ないものに名前は特になかった
料理と言うにはたいそうな
ちょっとだけ手を加えたもの
でも
毎日食べたいのは
そんな何気ないものかも
私が好きな料理本は
坂口恭平さんの『cook』
毎日続けられると思わせる
何気ない料理たちが美味しそう
料理はできないだろうと思い込んでいた
ことのひとつだった
先日土井義晴さんが
こう言っているのを見た
簡単なものでも
ご機嫌に楽しそうに作ってるのがいい
できないだろうを越えていくご機嫌に
すこしのあたふたはつきもの
鼻唄でもうたいながら今日も料理する